夏には記念イベントも開催 - 半導体の進化を50年支えてきた「ムーアの法則」
それも正しいが、単に技術的なものだけでなく、経済、社会という側面の意味がある」とし、論文掲載当時から、コストにも言及していたことを強調する。
インテルのCPUの歴史をざっくりと振り返ると、1971年に世界初のマイクロプロセッサ「4004」が登場。10μmプロセスを採用し、2300個のトランジスタを搭載したダイサイズ3mm×4mmの製品であった。そこから、1972年に「8008」、1974年に「8080」と続き、1978年にx86アーキテクチャを採用した「8086」が登場。以降、1982年に「286」が、1985年には32ビット化された「386」が、1989年には「486」がそれぞれ発売され、1993年に「Pentium」へとブランドが変更された。その後は、1995年に「Pentium Pro」、1997年にスロット方式(Slot 1)を採用した「Pentium II」、1999年に「Pentium III」、2000年にソケットタイプへと変更となった「Pentium 4」、2006年に「Core 2 Duo」、そして2008年に「Core iシリーズ」が登場し、2015年4月時点でCoreプロセッサファミリは第5世代品が発売されるに至っている。