ペット向け歩数計「わんダント」ベースの次世代機も参考展示 - 富士通、企業向けIoTパッケージ「ユビキタスウェア」発表
短期間での気圧や加速度変化を検出し、装着者の転落・転倒を通知する。
ペット見守りトータルソリューション(2015年12月予定)
2012年に個人向けに発売した犬用歩数計「わんダント」をベースに、小型化・軽量化を中心に進化。留守中のペットの様子をリアルタイム撮影したり、活動変化を自動で通知したり、熱ストレスや乾燥など環境への注意アラートなどを配信する。
ペットショップや動物病院など向けに、首輪などに装着する「ペット活動センシング端末」と、ケージや室内に設置する「ペット見守りステーション」をセットで提供する。
遠隔見守りステーション(2015年12月予定)
高齢者の住宅に設置し、外出や帰宅の検知、熱ストレスへの予防や対策、災害時の安否確認や捜索支援に活用する。本体のステーションに搭載したマイクで、発声や息、寝息、行動から生まれた日常の生活音を収集。生活状態の変化を検出し、個人の生活パターンと合わせて分析する。湿度センサーも搭載する。
●ビッグデータを意味情報に - 「人」を中心としたIoT
「ユビキタスウェア」の発表に際し、富士通 執行役員取締役常務 ユビキタスプロダクトビジネスグループ長の齋藤邦彰氏が、同社ユビキタス事業の取り組みを説明した。