ペット向け歩数計「わんダント」ベースの次世代機も参考展示 - 富士通、企業向けIoTパッケージ「ユビキタスウェア」発表
同社は、膨大なデータ量、データの安全性(セキュリティ)、システムが横展開しにくい業種の多様さを、IoTシステム導入の阻害要因と想定。この解決として、膨大なデータ量に関しては、意味情報への変換によって、一般企業でも取り扱いやすい状態で活用支援を行っていく。また、データのセキュリティについては、同社が培ってきた静脈認証や指紋センサーなど生体認証による本人認証システムの提供で対応。業種の多様さについては、必要な部品をパッケージ化し多様な通信手段に対応することで解決を図る。これらを実現したのが、今回の発表された「ユビキタスウェア」となる。
「ユビキタスウェア」の価格は未定。ヘッドマウントディスプレイについては、単体で使えるものではなく、バックグランドで設定するシステムやミドルウェアなども含め、商談の際に決定する。その他12月提供のものに関しては、1カ月前の11月頃に決まる見込み。
高齢者向け遠隔見守りステーションや、ペット向け見守りステーションなど、個人向け販売が見込まれるものについては、システム面や搭載技術も含め、一般提供のものより若干高くなる想定という。
具体的な売り上げ目標数値は非公表。