ファイナンシャルプランナーに"主婦的節約術"を聞いてみた
そこで、その一例として、横山さんオススメの“賢い選択”をすべき3品目を以下に挙げてもらった。
■通信費
特に影響が大きいのが携帯電話。現在、大手携帯キャリア3社の標準的な“通話かけ放題+データ通信(5GB)+インターネット接続サービス”の月額料金(定期契約の場合。各種割引適用前)は、それぞれ2,700円+5,000円+300円=8,000円だ。年間では9万6,000円の出費となる。
ところが、昨今では“格安SIM”と呼ばれるSIMカードを利用して、通話もデータ通信も大手携帯キャリアより格段に安い料金で利用できるサービスが続々登場している。例えばY!mobleの場合だと、データ通信1GBまでが2,980円、3GBまで2,980円、7GBまででも5,980円で提供している。格安SIMと呼ばれるサービスは他にもたくさんあり、競争も激しくなってきているので、個人の都合や利用状況に応じて条件のいいものが選べる。
ただし、格安SIMは“SIMロックフリー”と呼ばれる端末を利用する必要がある。従来は携帯会社で購入した端末は、この縛りがあるため、購入したキャリアのSIMしか利用できなかったのだが、総務省は2015年10月末にキャリアに対してSIMロックを解除することを義務化。