野菜がしゃべって自己紹介、スマホで"手紙"を送信!? - 博報堂アイ・スタジオ「HACKist」が展示イベントを開催
も見逃せない作品のひとつ。ターンテーブルの上に乗った立体物の凹凸を音の波として読み取って演奏するものだが、センサーからの距離に応じて音のピッチが変化する仕組みは、ロシアの電子楽器「テルミン」さながらだ。
そして、「楽しく遊べる作品」として注目を浴びていたのが、マイクに向かって発した「ヤバイ」という声を認識して、それがどういう状態の「ヤバい」なのかを解読する、その名もズバリ「ヤバい」という作品。気持ちを込めて声を出すほど、正確な結果が出るとか出ないとか。
ほかにも、大切な人への想いを"光"で伝え合うペアジュエリー「without words」や、声色によって宝石の色が変わる不思議な生体ジュエリー「声色アレキサンドライト」といった女性やカップルをターゲットにしたものを含む、さまざまな作品が展示されている。ぜひとも5月16日と17日に開催されるイベント本番となる「DIGITAL FRAGMENTS」に足を運び、前述した作品はもちろんのこと、ここでは紹介しきれなかったアイデアあふれるデジタルデバイスを実際に見て触って体験してほしい。展示作品のテクノロジーを応用した未来像がきっと見えてくるはずだ。