くらし情報『クラウドに保存するデータを自社内で暗号化、アズムが米Vormetricのソフトウェアを日本で提供』

クラウドに保存するデータを自社内で暗号化、アズムが米Vormetricのソフトウェアを日本で提供

で提供するとしている。

今回発表された「Vormetric Cloud Encryption Gateway」については、サブスクリプション方式での販売となり、年額1万2300円(税別)からの提供で、個別見積がベースとなる。

○内部犯行による情報漏えいの重要性

Vormetricのメリットは、年々複雑化していくサービスのシンプルな管理と厳重なセキュリティの両立だ。クラウドストレージの存在感は加速度的に増しているものの、依然として多くのユーザーが企業内情報、特にセンシティブな個人情報などの保存に対して疑念を抱いているという。実際に同社が行った脅威調査でも、北米ユーザーの83%が、グローバルで見ても72%がその安全性に疑念を抱いているとの回答を行っている。

今回のGatewayでは、オンプレミスのファイルサーバーやクラウドサービスの一つ一つで暗号化処理を施すのではなく、オンプレミス環境下でデータ暗号化を図り、クラウドへ送るため、すべてのサービスで統合管理できる。つまり、データの透明性の担保がすべて手元で実現できるわけだ。

クライアント端末にエージェントを入れる必要がなく、正規ユーザーが来た時だけデータを受け渡す。

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