2014年2月6日 11:22
ネット銀行にも『半沢直樹』!? ジャパンネット銀行の小村社長を直撃した!!
ただそういった相続などの懸念の対策として、キャッシュカードは全員に配ることにしました。また、スターターキットに綴じ込み用紙のようなものをつくって、ATMから出てきた紙を綴じておくことができる、それで代用していこうということにしました。――スターターキットの綴じ込み用紙は誰も使っていないかもしれないですね。ただ、そういう対策は必要だったわけですね。
当時は必要だった。ただ今みたいにネットが当たり前になってくると、利用する側のほうが対策を考えますからね。いまや預金通帳に限らず、旅行でも飛行機のチケットはeチケットを使いますよね。
――そういう形で免許をとるために金融庁当局と議論を重ねていったわけなんですね。
議論というよりも、新しいことをやろうと思うと、リスクを自分たちの責任において考えなければいけないということです。A、B、Cというリスクが考えられるけれども、Aに対してはこういう手を打とう、Bに対してはこういう手を打とうと、説明してご理解していただくということです。
――金融監督庁の人も、これどうなの、これどうなのということはあったのでしょうけれども。
本当に支店がなくて大丈夫なんですかとか。