8K相当の映像表現、AQUOS 4K NEXT登場 - シャープのテレビ復権なるか
○LC-80XU30のおもな仕様
LC-80XU30の画面サイズは80V型。パネルの画素数は3,840×2,160ドットだが、前述のように8K相当の表示が可能だ。チューナーは地上/BS/110°CSデジタル×3基で、USB HDDに2番組の同時録画が可能だ。
HDMI端子は4入力を装備しており、HDMI 2.0、HDCP 2.2、ITU-R BT.2020に対応している。スピーカーは、ツイーター×2。ミッドレンジ×2、ウーファー×2の3Way構成で、実用最大出力は65Wだ。
電源はAC100Vだが、消費電力や年間消費電力量などは、現時点では未定。サイズや質量も未定だ。
発売は7月10日で、価格はオープン。推定市場価格は1,680,000円前後(税別)。
○次世代規格への対応は
先日、4K向けの次世代ブルーレイ「Ultra HD Blu-ray」の規格策定が完了したというニュースが報じられた。Ultra HD Blu-rayでは、各色の色深度が8bitから10bitに拡張され、ハイダイナミックレンジ「HDR」もサポート。会場では、AQUOS 4K NEXTがUltra HD Blu-ray、なかでもHDRに対応できるのかという質問が出たが、デジタル情報家電事業本部 次世代AVシステム開発センター所長の加藤氏は、「HDRに関しては、表現能力としては十分対応できる。