キヤノン「EOS Kiss X8i」実写レビュー - 快適になったライブビューと精細化した画質を味わう
ファインダー内に組み込まれた透過型液晶によってAFフレームやグリッド、アスペクト比などの情報を、必要に応じて表示または非表示に設定できる。
ファインダー撮影時のAFには、オールクロス19点の位相差AFセンサーを搭載。多少薄暗いシーンや動きのある被写体に対しても、ストレスなくてきぱきとピントが合う。
下の写真は、測距エリア選択モードを「ゾーンAF」に、AFモードを連続的にピントが合う「AIサーボAF」にセットして撮影したもの。走り回る馬の姿を狙いどおりのタイミングとフレーミングで捉えることができた。
次は、通過する航空機を望遠ズームレンズでスナップしたもの。AFモードは「ワンショットAF」を、測距エリア選択モードは「任意選択」を使用。任意選択でAF測距点を切り替える際は、いったん専用ボタンを押して設定画面を呼び出し、十字キーまたはダイヤル操作で選ぶ、という手順になる。
この点はこれまでのEOS Kissシリーズと同じだ。個人的には、ダイレクトに選択できないのが少々もどかしく感じる。
同じくダブルズームキットに付属する望遠ズームレンズで撮影。キットレンズは2本ともSTM(ステッピングモーター+リードスクリュー)