くらし情報『「露出補正」で写真の明るさをコントロール - 今こそ知りたいデジタル一眼の基本』

2015年5月24日 21:00

「露出補正」で写真の明るさをコントロール - 今こそ知りたいデジタル一眼の基本

また、自分のイメージした明るさや色とズレが生じることも珍しくありません。そんなときはこの露出補正の出番。ダイヤルやホイールを操作して露出を変えてやればいいのです。

露出を補正する単位としては「段」、もしくは「EV」といった表記が使われます。たとえば、明るくしたいのであれば、+1段(+1EV)に設定します。暗くしたい場合は、-1段(-1EV)などに調整すればOKです。

この数字は大きくなればなるほど、露出補正の度合が強くなります。だいたいのカメラは-3~+3段(EV)まで補正できますが、-5~+5までの補正範囲の広いカメラもあります。
また、ほとんどのカメラは調整ステップを1/3段、0.3EV刻みに細かく設定できるので、自分のイメージに近い露出を探し出せます。

白いものがくすんで見えるようであればプラス補正し、黒いものが浮いて見えるようであればマイナス補正して撮ってみましょう。写真が見違えるほど変わるのでぜひとも試してみてください。

また、白や黒をはっきりさせるといった以外にも、露出補正はいろいろと使えます。花や風景などを幻想的にしたりやさしい雰囲気にしたい場合はプラス補正、シルエットや色彩を強く残したい場合はマイナス補正を施すことで、写真の雰囲気がガラッと変わります。

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