くらし情報『パナソニックの新たなブランド戦略』

2015年5月25日 09:00

パナソニックの新たなブランド戦略

とする経営スローガンがある。これは2015年度最終年度とする中期経営計画「CV2015」のCVの意味を持つ言葉。「これまで家電で培ってきたパナソニックの強みと、それぞれの空間を知り尽くしたビジネスパートナーの強み、それらを掛け合わせる」という意味を持ち、「これらのキーワードに沿うような活動を積み重ね、世界に類のないユニークな会社として、私たちは力強く復活していく」と説明する。

●Technicsは個別事業ブランドの代表格
パナソニックは今回新たに制定した事業ブランド以外に、2種類の事業ブランドを用意している。

ひとつは保証事業ブランドである。これは、一般的に「エンドースブランド」と表現されるもので、そのブランドの親元を表示して、事業を保証するというものだ。だが、パナソニックの場合には、同社グループの一員として展開していることを示す目的の方が強い。具体的には、インドで配線器具事業を展開しているアンカーによる「ANCHOR by Panasonic」、トルコで配線機器事業を展開しているヴィコによる「ViKO by Panasonic」がそれだ。


「アンカーとヴィコは、買収した時点で、地域におけるブランドの強みを生かそうと考えていた」

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