くらし情報『情シスの味方、ワンソース・マルチユースで業務効率を改善 (3) 導入事例に見る「Caede」の実力とは?』

情シスの味方、ワンソース・マルチユースで業務効率を改善 (3) 導入事例に見る「Caede」の実力とは?

さらにサーバーサイドのロジックは、PCシステムのものをそのまま流用することで、クライアントサイドのUI部分の開発だけに注力するといったように、工数をなるべくかけずに実現できる提案を行い、開発を進めていきました」(図師氏)

このようにスモールスタートから徐々に拡張していったり、予算や期間に合わせて柔軟に対応したりできるのも、Caedeの大きな特長だ。

その一方で、導入するタブレットの機種が最後まで決定しないという大きな課題もあった。

「トライアルではAndroidタブレットを採用するけれども、全社展開する際にはそのままAndroidタブレットにするか、iPadにするかわからないという状況で開発がスタートしました。Caedeを使えばワンソースで、どのデバイスにも対応できます。またキーボードのないタブレットにおけるエンドユーザーの入力負荷を軽減するために、音声入力に対応したいという要望にもお応えしました」(図師氏)

これらの導入事例からも、業務向けモバイルアプリケーションを開発するのに、いかにCaedeが有効なのかがよくわかる。そして、開発環境にCaedeを採用した企業が口をそろえて高く評価するのが、SCSKがCaedeの製品開発から保守サポートまで、すべてのプロセスをトータルに行っている点である。

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