情シスの味方、ワンソース・マルチユースで業務効率を改善 (3) 導入事例に見る「Caede」の実力とは?
顧客からの要望はもちろん、SIerとしての側面も持つSCSK自らがアプリ開発から得た課題やニーズまで、Caedeの機能として素早く反映させられるからだ。
3回にわたる連載を通じ、Caedeの最大のメリットは「複数のデバイス、複数のウィンドウサイズに対応した業務向けモバイルアプリケーションをワンソースで開発できること」だと理解できただろう。さらに開発元のSCSKにより、ニーズに合わせてCaedeの機能拡張が行われるのも大きな特徴だ。
今後、企業の業務向けアプリケーションは、従来のようにPC版を作ってからモバイル版を開発するのではなく、最初からモバイルでの利用を想定した“モバイルファースト”でつくられるケースが間違いなく増えていく。そんな時代におけるモバイルアプリケーション開発環境として“ワンソース・マルチユース”、および迅速かつ柔軟に機能拡張が行われるCaedeの利用価値はますます高まっていくことだろう。