くらし情報『超次元散歩倶楽部 (1) 呼吸の合わない風景』

2015年6月1日 06:00

超次元散歩倶楽部 (1) 呼吸の合わない風景

駐車ラインと車止めが全くかみ合っていないこちらの駐車場。足並みが完全にズレており、案の定、利用者はラインをはみ出して駐車している(車止めにまで乗り上げているが)。

通しナンバーのはずの「102」のプレートが抜けていて、よく見るとそれをはがしたような跡もある。

推測するに、元々は異なるレイアウトだったものが、「狭い」という住民のリクエストに応える形でラインを広く引き直したのではないだろうか。

何気ない街中の風景も、重箱の隅をつつく気持ちでジッと観察してみると面白い。

非効率だったり、一見無駄に見えるものだったり、意味の見いだせないものたちも、なぜそうなったかを勝手に想像していけば街歩きは有意義なものになるのではないだろうか。

<著者プロフィール>
zukkini
1982年佐賀県生まれ。進学のため上京するも友達が全く出来ないことに絶望し、ネット上で日記を書き始めて15年。

現在は残飯系情報サイト「ハイエナズクラブ」を主催し、「オモコロ」のライターとしても活動中。趣味は録画した「警察24時」を繰り返し観ること。

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