2015年6月2日 15:18
デル、東京田町のGPUソリューション開発・検証を行うラボ機能を拡大
デルは、昨年2014年2月に東京田町にある東日本支社に開設した「デルGPUソリューションラボ」の機能を拡大し、「Dell PowerEdgeサーバ」ならびにWyseシンクライアントとワークステーションブランドである「Dell Precision」のラック型ワークステーションのほか、2015年3月にリリースされた、VMware社のvGPU環境の常設を開始した。
この施設は、GPUを利用した製造業、CG・ゲーム、製薬・医療、研究機関のグラフィックス処理、ならびにシュミレーションの低コスト/高性能化に向けた検証施設。
同ラボには、検証・デモ用サーバ6機が設置されているほか、貸し出し用のサーバ25セットも備え、ユーザーはアプリケーションや利用形態に応じた検証やデモを無償で行うことができる。貸し出し用サーバは環境に合わせ、デル側でセットアップしたのち貸し出されるため、到着後、ユーザーはすぐに利用できるという。また、インターネットVPNを利用したリモート接続による検証も可能になっている。
昨年のラボ開設以来、すでに145のデモと86の検証が行われたという。また、この施設は、パートナーが顧客とともに訪れ、デモを見られるプリセールスとしての役割も持っている。