2015年6月3日 14:19
COMPUTEX TAIPEI 2015 - Intel、USB Type-CコネクタのThunderbolt 3を発表
次がモニタの出力で、Thunderbolt 3では1本の配線で4K@60Hzのモニタ×2、もしくは5K@60Hzのモニタ接続が可能だという(Photo07)。また、ひとつのThunderbolt 3からは最大8枚のモニターが接続可能だ。
電力に関しては、Bus Powerで15Wまで供給され、またUSB-PDを使うことで100Wまで供給されることになる。ただこの15Wのうちのいくらかは、Thunderbolt 3のActive Cable内部のBuffer用にも使われることになるから、最終的にデバイスにBus Powerとして供給できるのがどの程度かは現状はっきりしない。
最後にマルチプロトコルというか、そのほかのFeatureについても触れておきたい。まずThunderbolt 3は従来通りディジーチェーン接続が可能で、最大6台まで可能となっている(Photo10)。またThunderboltの上にPCI Expressを通すことはもちろん可能だし(Photo11)、Thunderboltを介してPeer-to-PeerのNetworkも実現可能である(Photo12)。
さて、従来のThunderboltとの互換性はこのままではないが、それを可能にするBridgeが別途提供される予定らしい(Photo13)。