くらし情報『Apple Watchのフィットネス技術担当Jay Blahnik氏のトークイベントがApple Store, Omotesandoで開催』

2015年6月4日 10:00

Apple Watchのフィットネス技術担当Jay Blahnik氏のトークイベントがApple Store, Omotesandoで開催

また、新規に参入するジャンルで成功を収めるには、好奇心と、知らないことに関して謙虚になることが必要だと力説した。実際、Apple Watchの開発が始まった当時、自分達が人間の体について知らないことがとても多いことに驚いたそうだ。新しい分野に入っていくには情熱も必要で、既に他人の手が届いている方法論では学べることがないと語気を強める。

開発チームは約2年、その秘密施設で仕事にあたっていたのだが、その中には看護師やエクササイズの専門家らとともに、ボランティアのApple社員の姿があったそうだ。ただ、非常に多くのテストや評価を行っていたため、ボランティアのメンバーはそこでApple Watchの開発が進められていることには気づかなかったようである。秘密施設では、砂漠や寒冷地を再現した環境でも行われたとのことであるが、様々なテストを通じて学んだことは「人体は極めて複雑である」とBlahnik氏は話す。取り組みべき課題は未だ山積しているという認識のようだ。

イベントの終盤にはQ&Aのコーナーも設けられた。
Apple WatchのWatch OSがアップデートされたことで、テニスなどのアクティビティが正しくエクササイズとして認識されなくなってしまったのはどうしてかという質問が飛び出たが、これに対し、Blahnik氏は、テニスのような楽しくできるスポーツでも、正しくエクササイズと認識するように改善したいと回答した。

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