くらし情報『東京都・国道6号で試行した自転車レーン等の調査結果発表 - 国土交通省』

2015年6月4日 17:17

東京都・国道6号で試行した自転車レーン等の調査結果発表 - 国土交通省

東京都・国道6号で試行した自転車レーン等の調査結果発表 - 国土交通省
国土交通省東京国道事務所はこのほど、国道6号墨田区向島歩道橋付近から墨田川高校前交差点までの延長約1.2kmの区間において2月17日に試行的に設置した自転車専用通行帯(自転車レーン)に関して、整備直後の自転車の通行状況や道路利用者のアンケート調査の結果を発表した。

国土交通省東京国道事務所と警視庁等は2012年10月より「自転車通行環境整備課題検討WG」を設置し、東京都内の自転車通行環境整備の検討を進めており、同区間の自転車専用通行帯等はその一貫となっている。整備前における自転車通行の状況として、狭い歩道上では歩行者と自転車が、車道の左側では自転車とバイク・原付が交差する危険があり、また、路上駐車を避ける自転車が後方から来る自動車やバイクが交錯する危険があった。そのほか、車道を逆走する自転車も見受けられたという。

同区間は自動車の最高速度が法定の60km/hの道路であり、「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」(2012年11月、国土交通省・警察庁)によると構造的な分離が望ましいとされていたが、それに必要な道路幅員が確保できないため、視覚的な分離である自転車専用通行帯等の整備を試行した。

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