ヴイエムウェア、「VMware vCloud Air」を機能拡充 - 従量課金でも提供
同社の第3四半期に提供が開始される予定だ。
「Advanced Networking Services」により、ハイパーバイザー内で動作する仮想マシン(VM)単位のステートフルなファイアウォールにより、「ゼロトラスト セキュリティ モデル」に基づいたマイクロ セグメンテーションを導入できる。
そのほか、BGPとOSPFによるダイナミックルーティング、アプリケーション ルールに基づレイヤ7のロードバランシングが提供される。
さらに、ハイブリッドクラウドサービス本部 本部長の巨勢泰宏氏は、「Advanced Networking Services」の特徴として、オブジェクトベースでルールの設定が可能なことを挙げた。「オブジェクトベースのルール設定では、サーバをオブジェクトとして実装し、セキュリティポリシーの定義を指定していく。これにより、従来のネットワーク構成において必要だった『ネットワーク論理設計とマッピング』や『ネットワーク物理設計とマッピング』といった作業を省くことができ、これまで1カ月程度かかっていたセキュリティポリシーの実装を数分で行えるようになる」と、巨勢氏はオブジェクトベースのメリットを語った。