ヴイエムウェア、「VMware vCloud Air」を機能拡充 - 従量課金でも提供
また、「VMware vCloud Air Disaster Recovery」では、「複数のリカバリポイント」「ネイティブ フェールバックへの対応」「セルフサービスによる自動化」といった機能が強化されたことで、より広範囲なワークロードに活用できるようになった。今年7月上旬に提供される予定。
従量課金型の「Virtual Private Cloud OnDemand」は、すでに米国や英国で提供されており、国内では7月上旬の提供が予定されている。オンライン上で登録でき、CPU、vRAM、ストレージの利用に対し、分単位で課金される。例えば、2vCPU/8GBを利用した場合、1時間当たりの料金は28円となる。仮想マシンのサイズはサービスを停止することなく、自由に変更できる。
巨勢氏は「サブスクリプションモデルの専有型と共有型は、スマートスタートやリソースの増減が多い用途に向いていない。従量課金型モデルは変動量の多いワークロードに、専有型と共有型は定常的に存在する一定のワークロードに使っていただきたい」と、専有型、共有型、従量課金型の使い分けについて説明した。
代表取締役 会長の三木泰雄氏からは、国内におけるvCloud Airのビジネス状況について説明が行われた。