HTCチョウCEOとKDDI田中社長がauの2012年冬モデル「HTC J butterfly」をアピール
ワンセグでは、HTC Jがアンテナとしてイヤホンが必要だったのに対し、新たにアンテナを内蔵。IPX5相当の防水機能も備えた。「全ての日本の独自仕様に対応した」と小寺氏は強調する。
HTC Nipponの村井良二社長は、「HTC J butterflyはハイスペックで色んな機能がついて素晴らしいといわれるが、意図してハイスペックに作ったわけではない」と話す。ユーザーに対して、「どうあるべきか、使いやすくて、どう感じてもらえるかを考えて作った」とのことだ。
ピーター・チョウCEOは、「日本は世界で最も進んだ市場の1つ」であり、「日本に対して特別なものを作る必要があった」と指摘。KDDIの田中社長と会談し、日本人のデザインチームと共同で作り出したのがHTC Jだったと話す。
その結果、日本でHTC Jは人気端末となり、「KDDIの顧客満足度では1位の端末になった」(チョウCEO)ということで、「KDDIとのパートナーシップがうまく機能した」と話す。
このHTC Jの成功で、「もっと素晴らしい商品を日本のためにデザインして提供するということにコミットできた」とチョウCEOは語る。チョウCEOは、HTC J butterflyが「テクノロジーとして最先端、最高のものを提供している」