くらし情報『バイドゥがネイティブ広告配信popInを買収』

2015年6月8日 18:20

バイドゥがネイティブ広告配信popInを買収

になるという。日本国内においても、2014年に38億円の市場規模が今年は一気に150億円、2017年には350億円(Cyber Z/シード・プランニング予測)にまで拡大すると見られている。

こうした状況から、ネイティブ広告事業を持つpopInに目をつけたバイドゥだが、その中でも同社の独自技術といってもいい「コンテンツレコメンドエンジン」と「コンテンツ読了指標"READ"」が決め手になったようだ。

そもそもpopInは、程氏が東京大学情報理工学系研究科の修士課程での発明の特許のビジネス化が礎となっており、社員数12名ながら、Webメディア200社以上が「READ」を導入している。この技術は、実際にユーザーがどこまでWebページを閲覧したのか、時間やスクロール範囲などを総合的にアルゴリズムで判断して媒体社に読了時間や読了率として通知する。この"熟読度合い"がわかることで、「ユーザーが記事に対してどれだけ満足したか」が間接的にわかることから、更なるコンテンツ強化や熟読されやすい記事の再レコメンドによってWebサイト内の回遊性向上に繋がる形になる。「通常の広告では、コンバージョンレートに目が行くが、ネイティブ広告については、コンテンツの魅力が重要になる、どれほどしっかり読み込まれているか、興味関心を得られているかが重要だと思う」

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