2015年6月8日 20:00
お中元のマナー - 贈る時期と「あ、忘れてた!」時の対応方法
この場合でもお中元を贈ることができます。
前述の通り、お中元は「感謝の気持ち」を表すことが目的ですので、時期がズレてもさほど気にする必要はありません。ただし、この場合は品物の表書きが変わります。以下の例を参考に、正しい表書きを使用してください。
お中元の時期を過ぎてしまった場合の表書き
【1】お盆を過ぎてしまった場合
・親しい人に贈る場合
→「暑中御見舞」
・目上の人に贈る場合
→「暑中御伺」
【2】立秋 (8月6日ごろ) を過ぎてしまった場合
・親しい人に贈る場合
→「残暑御見舞」
・目上の人に贈る場合
→「残暑御伺」
喪中の場合はどうすればいいの?
年賀状などは、喪中の場合は出してはいけないなど、相手の状況に合わせる必要がありますが、お中元の場合は原則的に気にしなくても大丈夫です。しかし、相手に対する礼儀として気にするならば、通常付ける赤と白の水引を避けたり、お中元の時期をあえてずらしたりして「残暑御見舞」とするといったことを行います。【参考文献】
これ一冊で安心 マナーのすべてがわかる便利手帳 (ナツメ社) / 新版 一生使える、美しい女性のマナー (PHP研究所)