2015年6月9日 17:29
街中の不正改造車を検証 - トラック・ダンプカー編
さし枠は絶対に取り付けないでください。
積載量を増やすため、さし枠を付けて違法に荷台をかさ上げした例。積載物が落下してくるなど危険。
○車両の下回りにも要注意! 排気管から安全装置まで、不正改造のポイントがいっぱい。
トラックやダンプカーでは車両の下回りにも注意が必要です。
・ディーゼル車につきものの黒煙の汚染度が基準値を超えている
・排気管がボディの左向き又は右向きに開口している
・容量が大幅に異なる燃料タンクに変更している
・ボディ後面に「追突防止装置」を取り付けていない
・ボディ側面に「巻き込み防止装置」を取り付けていない
これらはすべて不正改造の対象となります。安全運転に欠かせない装置であるスピードリミッター(速度抑制装置)についてもルールがあります。スピードリミッターの解除はもちろん不正改造になります。
また、スピードリミッターを装着していることを示す黄色のステッカーが車室内の運転者の見やすい位置および車両の後面に貼付されていなければいけません。
いかがでしたか? トラックやダンプカーを使っている方だけでなく、普通車両をご利用の方も周囲の車両をチェックしてください。