2015年6月10日 13:28
セキュリティベンダーから見たGoogle I/Oとは - カスペルスキーが解説
を提供する予定だ。Android Payを実装した端末は、NFC経由で決済を利用できる。Android Payではクレジットカードやデビットカード、ポイントカード、特典カード、クーポンを決済に利用できるという。
既存の決済サービスであるGoogle Walletは、個人と個人の間で行われる決済サービスとして残るという。
○Googleのハンズフリー決済
「ハンズフリー決済」と呼ばれる新機能も発表された。これは、店舗で精算する時にスマートフォンを取り出すことなく、レジの前に立って「Googleで払います」と言えば決済が完了するというもの。
現在サンフランシスコのベイエリアにあるマクドナルドとPapa Johnsの協力の下、試験運用を実施されているという。ただ、この機能の詳しい仕組みや、決済の安全性を確保するための技術などはわかっていないという。
○Brillo:IoT向けOS
モノのインターネット(IoT)では、セキュリティ面での脆弱性が課題となっている。その1つに、ネット接続型デバイスのメーカーの多くは、汎用LinuxベースのOSを基盤としている点がよく挙げられている。こうしたOSは十分にカスタマイズされず、アップデートもほとんど実施されていない。