2015年6月11日 11:56
譲渡会で犬を譲り受けを検討できると回答したのは全体の●%
その譲渡会では、新しい家族との出会いを待つ犬たち約30頭が参加。一般的なペットショップで販売されている犬の年齢は1歳未満なのに対し、譲渡会に参加する犬はほとんどが1歳以上の成犬であるという。
会場に訪れた50代女性は、「自分の体力的に子犬を買うのは難しいので、穏やかな性格の成犬を希望しています」と話した。犬の譲渡会を各地で開催している「ちばわん」湘南地区担当の渋谷美奈子さんによると、「成犬の中でも、7歳以上のシニア犬は特に落ち着いていて、穏やかな性格。のんびり一緒に暮らせるというメリットがあります」と語った。
ペットショップで販売されている子犬も無事に飼い主が見つかればよいが、もし見つからなかった場合は、ショップ側の判断でブリーダーに譲渡または保健所に引き取ってもらうことになるという。人気の犬種が大量に繁殖された後、「売れ残った」結果が、年間約3万頭の殺処分につながっている一因でもある。
○93.7%が「譲渡会での犬の引き取りを検討できる」
同社では、実際に犬を飼いたいと考えている人たちは、譲渡会のような里親探しの取り組みをどう捉えているのか明らかにするためアンケートを実施した。
「里親(保健所や動物愛護センター等の施設・譲渡会)