2015年6月15日 10:00
「立ちデスク」で体も鍛える!? - スウェーデンのデザイナーが語る、北欧の健康的な働き方
○有名デザイナーがプロジェクトに参加
昇降機能は既成の「Sit&Standデスク」にも搭載されているが、「NEAT」は、対面2人が一組になった新タイプだ。
プロジェクトのデザインを担当したのは、スウェーデン人のトーマス・エリクソンさん。スカンジナビア航空の空港ラウンジや機内インテリアなどを手がけた著名なデザイナーである。
既存タイプとの大きな違いは天板に取り付けられたデスクスクリーン(ついたて)だ。これまでは天板と共に上下する形式だったため、電動昇降デスクを複数台導入しているオフィスでは、スクリーンの高さにばらつきが生じる。ほんの小さな事だが、それだけでまとまりがない空間になってしまうという。
一方「NEAT」では、スクリーンを固定。高さが統一され凹凸がなくなり、整然とした美しいオフィス環境を実現できるようになった。
また、電源を背面に全て収納し、薄い天板と黒の脚を用いたシンプルなデザインを採用。美しさと機能性を兼ね備えた製品となった。「『NEAT』は人間工学に基づいたプロダクトです。オフィスのデスクは、デザインだけでなく、革新的であって実用的であることが重要ですから。