くらし情報『Pythonで学ぶ 基礎からのプログラミング入門 (4) 「型」と「変数」について学ぼう(前編)』

2015年6月15日 11:00

Pythonで学ぶ 基礎からのプログラミング入門 (4) 「型」と「変数」について学ぼう(前編)

CやJavaなどは「変数」と「型」が密接に結びついています。具体的にいうと変数にも型があり、変数の型と代入する値の型は同一である必要があります。

たとえば、Javaで変数xを宣言し、それを利用するには以下のように書きます。

// JAVA
int x;
x = 5; // OK
x = "Java" // Error

Pythonで変数を利用する場合、変数xの前に「int」というキーワードは存在していませんでした。intは整数型のことなので、この場合は「整数型の変数x」を作っています。Javaの変数には必ず型があるので、変数を宣言する(作る)際には必ず「int」といった型を示す必要があります。
上記例では変数を作成した後で、その変数に整数値5と文字列“Java”を代入しています。変数xは整数型なので、同じ整数型である5は代入できるものの、文字列型の“Java”は代入できずにエラーとなります。


文字列型の変数もこれと同じです。文字列を格納するために作成された変数yに文字列を代入することは当然できますが、整数型である5を代入することはできません。

// JAVA
String y = "Java"; // OK
y = 5; // Error

一方、Pythonの変数にはどのような型でもいれることができるので、以下のように「整数を代入した変数に文字列を代入する」

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