くらし情報『Pythonで学ぶ 基礎からのプログラミング入門 (4) 「型」と「変数」について学ぼう(前編)』

2015年6月15日 11:00

Pythonで学ぶ 基礎からのプログラミング入門 (4) 「型」と「変数」について学ぼう(前編)

なお、変数に値を入れることを「代入する」といいますので、覚えておいてください。

変数が利用される場合は、その中に実際に代入されている値が自動的に取り出されて使われます。以下に例を示します。

>>> a = 5
>>> print(a)
5
>>> b = a + 5
>>> print(b)
10
>>> b = a + 6
>>> print(b)
11

取り出しただけではデータは消失しないので、何度でも利用できます。たとえば変数aに5を代入した後に、変数aから2回値を取り出していますが、2回とも5が取り出されています。一般的には、取り出すというよりも“変数aが5を「返す」”というような言い方をします。ただ、注意してほしいのは「なにか値が代入されている変数」に新しい値を代入してしまうと「昔の値」は上書きされてしまうということです。上記例で、bは10を保持していましたが、そこに11が代入されると10を消失してしまいます。
また、代入されていない変数を使おうとするとエラーとなります。

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