2015年6月15日 12:00
検索は災害情報の重要なインフラに - Google先生が見たニッポンの2015年5月
最大のピークを記録したのは、長野の御嶽山が噴火した2014年9月だ。現地にいた登山者により撮影された動画がいち早く動画サイトに投稿され、噴火の様子が伝えられたことは記憶に新しい。
2015年に入ってからは、桜島がすでに600回以上の爆発的噴火を起こしているほか、5月上旬には箱根で活発な火山活動が観測され、現在も火口周辺への立ち入りが規制されている。また、5月24日は桜島と同時に阿蘇山が噴火。さらに5月29日には口永良部島の大噴火により、全島民が隣の屋久島へ避難することになった。
数々の火山活動が観測される中、Googleトレンドの関連検索ワードに注目すると、実はこれらの山の名前は挙がっていない。上位を独占しているのは、「富士山」だ。
箱根の火山活動が報じられた際も、箱根山そのものの噴火より、その活動が富士山噴火の引き金になるのではないかと心配する人も少なくなかったようだ。
幸い、今のところその懸念は杞憂に終わっている。
○筆者は29歳と解析されました(喜)
さて、4位にランクインした「how old net」は、写真から年齢が分析されると話題を集めたWebサービス。Microsoftの機械学習APIを研究するチームが顔認識のAPIを使って開発したもので、「How Old Do I Look?」