くらし情報『4Kモデルで液晶テレビが回復基調に - BCN調査』

2015年6月18日 19:18

4Kモデルで液晶テレビが回復基調に - BCN調査

また、このところ10%前後で推移していた50型以上の大画面モデルの販売台数構成比が5月には14.0%と過去最大を記録しており、大型化の進行にも弾みがついている。

○ソニーが躍進、4K拡大をけん引

シャープ、ソニー、東芝、パナソニックとメーカー別に見ると、躍進著しいのがソニーだ。販売台数は14年5月以降、13カ月連続で前年実績を上回っており、5月は194.8%とほぼ倍増。販売台数シェアでは18.1%と2位となった。販売金額でも5月は前年比163.1%となり、平均単価は95,700円と主要4社では最高金額を叩き出している。液晶テレビに占める解像度別構成比を見てみると、4Kモデルが台数で24.7%、金額で51.4%と、4社中トップの実績だった。このソニーの躍進が液晶テレビ市場の回復をけん引している、とBCNでは見ている。

一方、38.1%でトップシェアのシャープは、5月の販売台数前年比が108.1%、販売金額が118.3%と堅調に推移。
ただ、平均単価は61,100円と4社中最安。4Kモデルの台数構成比も7.6%と唯一1ケタ台を記録した。50型以上の構成比が83.1%を占め、4Kモデルの小型化に出遅れた感があり、4Kモデルの台数構成比は伸び悩んでいる。

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