くらし情報『なぜ女性は「面倒」な存在なのか』

2015年6月18日 22:07

なぜ女性は「面倒」な存在なのか

また、細かいことを覚えているというのは、アメリカのコーネル大学の研究によって証明されています。これは、男女におけるコミュニケーションの違いが影響しているでしょう。

人がまだ狩猟の生活を送っていた頃、男性は狩りに出掛けますが、女性は家や村で残っている他の女性と1日の大半を過ごします。つまり、男性は1人で過ごす時間が長く、女性は大勢の人と過ごす時間のほうが長いわけです。共同で生活をするということは、誰かとケンカをすることを避けなければいけません。勘違いから言った言わない、したしてないという争いに発展することはよくあります。つまり、お互いにしっかり記憶をしていれば、不要な争いをする必要がなくなるわけです。

「仕事と私、どっちが大事? 」とたずねるのは、当然ながら「私」といって欲しいからです。
男性からすれば、仕事と私は比較対象じゃないと思うでしょう。ですが、女性にとって恋人や結婚相手は、自分を守ってくれる相手。もし、妊娠・出産することになれば、男性に自分と自分の子どもを守ってもらわなければなりません。比較対象が仕事かどうかは別として、自分を二の次にするような男性は嫌なのです。つまり、根本的に脳科学や進化心理学的な違い、またジェンダーといった社会や生まれてからの生育環境による違いが複雑に混ざり合って、男性が女性を理解できなくさせ、面倒だと感じさせているのです。

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