2015年6月22日 11:00
Pythonで学ぶ 基礎からのプログラミング入門 (5) 「型」と「変数」について学ぼう(後編)
トリプルクオテーションで囲む
最後にトリプルクオテーションを紹介します。これはテキストをシングルクオテーションかダブルクオテーション3つで囲むというものです。トリプルクオテーションで囲まれると、その中身が見たままにテキストとして表示されます。
>>> text = ’’’it’s nice!!’’’
>>> print(text)
it’s nice!!
プロンプトでは使えませんが、ファイルにプログラムを書き込む場合は、改行も含めてひとつのテキストにすることが可能です。たとえば以下をPythonのプログラムファイルに書き、
text = ’’’hello
python’’’
print(text)
それを実行すると
hello
python
が返されます。
ちなみにトリプルクオテーションは文字列の宣言としての利用よりも、複数行のプログラムをコメントアウトするときに使われることが多いかもしれません。たとえば以下のような例があげられます。
処理1
’’’
処理2-1
処理3-1
’’’
処理2-2
処理3-2
処理4
処理2,3の動きを変更したいと思ったので、昔の処理「2-1,3-1」