2015年6月25日 17:25
Adobe Flash Playerの脆弱性でゼロデイ攻撃が発生 - トレンドマイクロ
トレンドマイクロは6月24日、同社のセキュリティブログでAdobeがFlash Playerへのゼロデイ攻撃発生を受け緊急更新プログラムを公開したことに関する記事を公開した。
Adobeは6月23日(米国時間)、Flash Playerのブラウザプラグインに存在するゼロデイ脆弱性「CVE-2015-3113」に対応するセキュリティ情報「APSB15-14」を公開。さらに、この脆弱性が標的型サイバー攻撃ですでに利用されており、「Windows 7およびそれ以前のOS に対応するInternet Explorer(IE)」と「Windows XPのFirefox」が標的となっているとして、注意を促した。
この深刻な脆弱性が利用されると、攻撃者により影響を受けるシステムが制御される恐れがあるという。影響を受けるバージョンは「Windows版およびMac版のAdobe Flash Player 18.0.0.161 およびそれ以前のバージョン」「Windows版およびMac版の延長サポートリリースバージョン 13.0.0.292および、13.x以前のバージョン」「Linux版のAdobe Flash Player 11.2.202.466および 11.x以前のバージョン」。