2015年6月26日 15:34
インテル、デスクトップ向け第5世代Coreプロセッサを紹介 - Iris Pro搭載でグラフィックス性能を強化
さらに"C"型番の2モデルは倍率アンロック仕様となっている。
"Haswell"こと第4世代Coreプロセッサから、CPUアーキテクチャにはそれほど大幅な変化がなく、プロセス技術が変更されたのみではあるが、それをIris Pro Graphicsで補った形となる。
Iris Graphicsは、Intelの内蔵GPUとしては高性能なもので、中でもIris Pro Graphicsは描画などに使われているバッファメモリをパッケージ内に用意し、性能向上につなげている。
小澤氏はCPUのダイ写真を見せ、第5世代のCoreプロセッサでは、プロセス技術の更新によるトランジスタ数増大をグラフィックスに割り振り、ダイ面積のほぼ半分を占めていることと、(Iris Pro Graphicsに必要な)eDRAMコントローラーが含まれていると説明した。
今回紹介されたデスクトップ向けの第5世代Coreプロセッサは、すべてTDPを65Wに抑えた製品だ。このため小型のSFF筐体やAIO製品といったフォームファクタへの搭載が可能で、Iris Pro Graphicsの内蔵と合わせて高い効率性・拡張性を持つという。