2015年6月28日 08:00
microSDカードに「デフラグ」は必要ですか? - いまさら聞けないAndroidのなぜ
多種多様な候補から自分好みの端末を選択でき高度なカスタマイズが可能、それがAndroidの魅力であり強みです。しかし、その自由度の反面わかりにくさを指摘されることも少なくありません。このコーナーでは、そんな「Androidのここがわからない」をわかりやすく解説します。今回は、『microSDカードに「デフラグ」は必要ですか?』という質問に答えます。
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パソコンの経験が長いと、使い続けるうちにディスクの読み書き速度が低下する現象に遭遇したことがあるかもしれません。それは、ディスクの断片化(フラグメンテーション)によるもので、補助記憶装置に対しファイルの書き込み/削除を繰り返し行うことが原因です。論理的には連続していても物理的に離れた位置にファイルが記録されると、読み出し装置の物理的な移動幅が大きくなり、それが速度低下を引き起こします。
そのフラグメンテーションを解消するための作業がデフラグメンテーション、通称「デフラグ」です。
補助記憶装置上のファイルを先頭から再配置しすることで、断片化してしまった領域が物理的に連続するようになり、読み出し速度も改善されます。
現在のOSは、フラグメンテーションを起こしにくいよう(あるいは定期的に自動実行するよう)