くらし情報『iPadがすべての場面を最高の瞬間に変える - 「目の不自由な方のiPhoneやiPadの活用法」が開講』

2015年6月30日 13:25

iPadがすべての場面を最高の瞬間に変える - 「目の不自由な方のiPhoneやiPadの活用法」が開講

「マップ」だけでなく、PDFや各種書類の拡大が可能なので、目の不自由な方々には重宝されるであろう。視覚障碍者にとって、日常生活で困難な局面は「情報の取得」と「移動」だと初瀬氏は続ける。今、自分がどこにいるのか分からず、路地に嵌るとそこから抜けられないこともままあったらしい。それがGPS機能とナビゲーション機能のおかげで、目標地点の近辺には確実に行けるようになった。目標付近まで辿りついても分からなかったら、周囲の人に声をかけ、すいません、ここは何処何処ですかと訊けば良い。これは、健常者でも同じ行動をとることだろう。糅てて加えて、iPad/iPhoneは、皆が使っているのものなので、周りの人も簡単にサポートができる。

誰もが持っている、使っているという観点より言及するなら、iPad/iPhoneは街の風景と自然に溶け込める。
この点に於いては、両氏ともに障碍者にとって心労から解放されると意見する。前述の専用支援ツールは、取り出すだけで、周りの人々に「障害者であること」を主張し過ぎる面があり、それはとても心理的にストレスとなるそうだ。だが、iOSデバイスなら、ああ、写真を撮っているのだな、地図を見ているのだなという風に映るし、スクリーンをオフにした状態でも使うことができる。

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