東京駅の歴史を美術と食で伝える美術館&ラウンジ - アートなカフェ探訪
東京ステーションギャラリーは、1988年に誕生し、東京駅の歴史を体現する煉瓦壁の展示室をもつ美術館として親しまれています。赤煉瓦と絵画のコントラストは、この美術館ならではのもの。当時の煉瓦自体も貴重な歴史の資料で、それを間近に見ることができるのも魅力。煉瓦の凹凸は劣化などではなく、創建当時、漆喰の定着をよくするために、きれいな表面をあえて削った跡。表面に塗られていた漆喰を職人が手作業で取り除いたためにみえる歴史の名残といえるでしょう。
そして、東京ステーションギャラリーのある北口ドームの反対側、南口ドーム側にエントランスのある「東京ステーションホテル」があります。そのロビーラウンジが、今回のくつろぎスポットです。東京ステーションギャラリーからは、東京駅の外観を楽しみながらのんびり歩いて約3分。
歴史ある東京駅を感じながらお茶を楽しめます。
「東京ステーションホテル」は2012年秋、東京駅とともに内装を一新して生まれ変わったホテル。かつての文豪が愛した客室など大正の時代からの伝統が息づく場所として、今もなお国内外からのお客様を迎えています。ロビーラウンジは宿泊客以外も利用ができ、朝は打ち合わせのお客様、昼は会話を楽しむマダム、夜は丸の内で働く皆様が仕事帰りに立ち寄られます」