2015年7月2日 17:39
IoT時代はGoogle支配にならず日本にも勝機 - "日本のネットの父"、村井氏に聞く"IoT"
結局、これはオープンにすべてがシフトするという証拠。そして、どいつもこいつも今のインターネットでは、Googleに敵わないって言ってるけど、それは嘘。明後日になったら、Googleモノポリーの世界はありえないんだよ。
さっきも話したけど、人間進歩するにはオープンが重要。Internet Explorerだって、15年前は市場を独占していたが、Firefoxが牙城を崩し、今はGoogle Chromeもある。標準化努力によって世界が変わってきたし、そういう歴史は経験としてみんなが培っている。
グローバルなプラットフォームを作り上げるには、そういう経験値を持っているところに合わせることが重要なんだ。
――つまり、IoT時代もGoogleらが先陣を切ろうとしていますが、勝てない戦ではないと?
IoTで一番大事なことは、
IoTでいうと、例えばデータはセンサーから出てくる。
それがHTTPで繋がることがついにできる世の中になったということだ。
ビッグデータ分析はGoogleに敵わないとされているけど、彼らはデータをWebから集めてる。つまり、基本的に文字データの処理、自然言語処理を行っているわけだ。