2015年7月6日 22:30
セールや割引は本当に「得」? - お金を貯めるために大事なこと
という商法ともいえます。
もちろん、セールで買い物をすること自体は何ら問題がありません。注意すべきなのは、「セールだから」という理由で不要なものまで買い込んでしまい、買ったはいいけど使わないものが増えてしまうということです。その結果として購入して失敗=損をした状況になってしまいます。
例えば「1足で580円」のソックスが「3足で1,280円」で売られていると仮定します。定価だと580円×3足=1,740円となりますが、3足まとめて買うと1,280円ですので、差額の460円分を「得した」気分になりますね。でも、これは本当に得になるのでしょうか。
ソックス3足を「まとめて」買う必要性があったのであればいいのですが、「本当に必要なのは1~2足だけ」だとしたらどうでしょうか。
まとめて買うと得だからという理由で、無理やり3足目を選ぶことはありませんか? そして、3足目として買われたソックスが、結局使われず引き出しの奥に眠ったまま……つまり「買ったまま」の状態になっているケースは何だかもったいないです。そうなると、決して「460円を得した」とは言えなくなります。2足しか必要なかったとすれば、本来は1,160円の支出だったのですから。