2015年7月8日 14:51
SOHOなどの中小企業がサイバー攻撃から会社を守る方法とは? - Kaspersky
カスペルスキーは7月7日、小規模企業が重大なサイバー脅威から資産を守る方法を同社のブログ「Kaspersky Daily」で解説した。
ブログによると、多くの小規模企業はセキュリティコストを抑える傾向にあるため、セキュリティ上の不備が多いと指摘している。同社の調査では、サイバー攻撃のうち最大31%が従業員数250名未満の企業を標的とすることがわかっている。サイバー攻撃を受けるのは大企業ばかりではなく、小規模企業もしっかりとした対策が必要になっている。
一般的な対策としてはセキュリティ製品を使う、保護が必要な重要データを把握するなどある。さらに、同社は小規模企業に実践してほしい対策を3つ紹介している。
1つ目は、経営者は、サイバー攻撃、マルウェア、フィッシング、悪意あるサイトなどについての知識を得て、具体的なセキュリティ対策を学習することだという。
サイバー犯罪者が攻撃するとき、最初から重要データが保管される端末ではなく、従業員が日常的に使っている端末を狙うケースが多い。
攻撃者は、罠を張り巡らせて社員が誤ってマルウェアを端末内にインストールするように誘導させる。罠に引っかかった端末があれば、それを起点として同じネットワーク内のさまざまな端末を次々と攻撃する。