2015年7月9日 16:25
新・OS X ハッキング! (139) 「Raspberry Pi」をOS Xで快適に使うために(1)
困ったときには、OS Xのテキストエディタで修正すればいいのだ。
「Paragon ExtFS for Mac OS X 9.0」を使う
OS Xで標準対応していないファイルシステムをマウントする手段のひとつに「FUSE」がある。概要は当コラム第113回を参照いただくとして、結論からいうと、FUSEのext4サポートでは目的を果たせない。HomeBrewなどのパッケージングツールを使えば、導入はそれほど難しくないものの、FUSEプラグインのext4はリードオンリーのマウントであり、書き込みできないのだ。設定ファイルを表示できても誤りを修正できないようでは、ラズパイで使うには足りない。
そこで探してきたのが「Paragon ExtFS for Mac OS X 9.0」。ext2/ext3にくわえext4にも対応、リード/ライト両方をサポートという点でラズパイで使うための条件はクリア。もちろんOS X Yosemiteをサポートしている。
そのうえ、OS Xネイティブのドライバーと同等のパフォーマンスを達成するというのだから、ストレスなく利用できそうだ。製品は有償(オンラインストア価格は税込4,536円)