くらし情報『新・OS X ハッキング! (139) 「Raspberry Pi」をOS Xで快適に使うために(1)』

2015年7月9日 16:25

新・OS X ハッキング! (139) 「Raspberry Pi」をOS Xで快適に使うために(1)

Raspberry Pi 2対応「Raspi Audio」導入編(海上 忍:著)

Macでラズパイするなら「ext4」の読み書きを

ラズパイをどのように使おうと自由だが、OS Xを根城にする者としては、Terminalからイジり回したいところ。HDMI経由のディスプレイ出力は使わず、4基しかないUSBポートを消費するキーボードもマウスも不要、LANに接続していればSSHでリモートログインできる。筆者の場合、Ethernetポートを無効化しWi-Fiのみで運用している。

安定動作しているかぎり、この使い方でまったく問題はないが、ネットワーク設定に誤りがあるまま起動すると困ったことに。SSHという入口が閉ざされるので、ローカルで(キーボードとマウスを使い)作業しなければ修正できないのだ。ふだん使わないHDMIケーブルやキーボード、マウスをセットアップせねばならないため、できれば避けたい作業といえる。

そこで思いついたのが、ラズパイの起動ディスク(microSDカード)をMacで直接読み書きするという方法。システムは現在Linuxでメインのファイルシステム「ext4」に記録されているため、microSDカードをOS Xにマウントしても/etcなどシステム領域にはアクセスできないが、OS Xにext4を読み書きできる機能を追加すれば一件落着。

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