くらし情報『ブラザー、ヘッドマウントディスプレイ「AirScouter」の新型を発表 - 日本の産業の未来を変える?』

2015年7月15日 11:01

ブラザー、ヘッドマウントディスプレイ「AirScouter」の新型を発表 - 日本の産業の未来を変える?

ブラザー、ヘッドマウントディスプレイ「AirScouter」の新型を発表 - 日本の産業の未来を変える?
●使い勝手が改善
7月13日、ブラザーは同社のヘッドマウントディスプレイ「エアスカウター」の新型「WD-200A」と「WD-250A」を発表した。主に工業分野や医療分野にフォーカスすることで、AR/VRとはまた違った、ウェアラブルディスプレイの利用法を提案している。

○改善された使い勝手

ヘッドマウントディスプレイというと、Oculus Riftのように両目を覆って没入するタイプのものを考えがちだが、「AirScouter」は最初から片目側にのみ表示するタイプのウェアラブルディスプレイとして開発されており、コンシューマ向けではなく工業分野や医療分野に専念するなど、しっかりした目的意識のもとに開発されてきた製品だ。

例えばベテラン作業員と新人作業員が一緒に作業をすると、新人作業員はマニュアルを広げながら作業したり、わからないところをベテランに聞いたりする必要があるため、二人とも作業に集中できず、結果として作業効率が大きく下がることがある。しかし作業ポイントをビデオなどにまとめ、新人は必要に応じてそのビデオを見ながら手元と比較して作業すれば、ベテランに迷惑をかけることなく一人で効率を高めていくことができる。

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