2015年7月15日 11:08
Google、Bluetoothビーコンのオープンフレームワーク「Eddystone」公開
AndroidとiOSをサポートし、ハードウエアメーカーは1つのハードウエアで複数のモバイルプラットフォームと幅広いアプリケーションシナリオに対応できる。既存のBLEビーコンについてもファームウエアのアップデートでEddystone互換を実現できる。拡張性と相互運用性のあるプロトコルになっており、現時点ではハードウエアパートナーに限られるが、近い将来にEddystone認定プロセスを公開する。また、プライバシー保護とセキュリティを確保するためにEphemeral Identifiers (EIDs)を組み込んだ。EIDは頻繁に変更され、権限を与えられたクライアントだけにデコードが限られる。これによって紛失した鍵を見つけたり、空港で多くの荷物の中から自分の荷物を見つけるというようなシナリオが可能になる。
GoogleはEddystoneプロジェクトの成果をApache v2.0ライセンスで公開する。今年初めにGoogleは米オレゴン州ポートランドでビーコンを用いた乗り換え通知サービスをGoogle Mapsで開始したが、Googleも同社の製品の改善にEddystoneを取り入れている。