セブン銀行の"やさしいネットバンキング"ってどんなもの? 開発者に聞いてみた!
とか「確認する」とか、そういう表示にしたのです。定期預金を作成する画面では、「定期預金を新規作成する」といった感じです。
心がけたのは、途中でお客様が迷わないように、やりたいことが最後までできるような画面にしたことです。よくありがちなのは、いろいろな機能を盛り込みすぎたせいで、画面上にいろいろなボタンがあって、結局お客様が次にどうしたらいいか分からなくなってしまうケースです。
作り手の"思い込み"が強いとそうなってしまいがちなので、逆にそういうところをなるべく減らして、お客様がやりたいことを迷わずにできるようにしました。
――徹底したユーザー目線を貫いているというわけですね。スマートフォンの専用画面も作ったということですが、取引画面ではどういった点を工夫されましたか?
安田 : スマートフォンでもなるべくボタンの数を減らしました。例えばお客様が振込みを利用される場合は、振込みの動作を完了させるためのボタンをお客様が迷わないような位置に配置するなどしました。
また、ボタンを大きめにして押しやすくしたりしました。
――スマートフォンでも、全体的に、優しくというか、お客様が迷わないようにということですね。