2015年7月30日 09:53
阪神にとって「黄色は呪いの色」という都市伝説、ホンマでっか?
球団創設80周年の記念イベント「Yellow Magic プロジェクト」の一環であり、毎年夏の恒例イベント「ウル虎の夏」とも連動する形で、選手が「ウル虎イエローユニフォーム」を着用して試合を行う。7月24日(金)~26日(日)のDeNA戦、7月31日(金)~8月2日(日)のヤクルト戦の計6試合が対象試合だ。
近年、各球団がこぞって採用する期間限定カラーのユニホーム。営業上の戦略が大きな理由だが、選手からすれば力が湧いてくるデザインやカラーリングを期待したいはずだ。ところが阪神の場合、なんと「ユニホームに使われる黄色が増えると、チームが弱くなる」という都市伝説が存在する。一体どういうことなのか?
○過去の歴史は……
「阪神はユニホームに使われる黄色が増えると、チームが弱くなる」という衝撃の説を提唱しているのが、今年上梓された阪神タイガース研究本『阪神タイガースの謎』だ。その根拠を本書から引用してみよう。
■1974年のユニホーム
白地に黒の縦じまがおなじみのユニホームに、初めて黄色が強調色として使われたのが1974年。
黒い縦じまと平行するように黄色のラインが施され、帽子のつばも黄色が採用された。