2015年8月5日 10:40
夏休みはセキュリティ問題への対処が遅れがち、IPAが対策指南
休暇明けには、修正プログラムや定義ファイルの確認と適用、また、持ち出していた機器のウィルスチェックをすすめている。
家庭の利用者に対しては、多くの場所で提供されている公衆無線LANを利用することで、不正に設置されたアクセスポイントに接続したり盗聴されることで第三者に通信内容を知られる可能性があるので、第三者に知られては困る情報の場合はSSLで暗号化されていること(ブラウザのアドレスが「https」で始まる)を確認するよう注意している。
また、行楽のための外出前や出先でのSNSの投稿内容によっては、長期休暇で不在であることが知れ渡る可能性があるだけでなく、投稿した写真から位置情報が知られて他者のプライバシーを侵害し、トラブルになることもあるので、投稿内容や範囲に気をつけることが大切だ。
ほかにも、SNSで知り合った人物からインストールすすめられたアプリを利用してプライベートな動画などを撮影したことが原因で、セクストーション(性的脅迫)被害にあうケースが発生していることから、第三者に見られたら困る写真や動画を撮影させたり、そのデータを送らないように注意している。
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