2015年8月5日 13:55
SDK導入を容易にするスマホアプリ開発者向けサービス「AnySDK」オープンβ版
オープンソースゲームエンジン「Cocos2d-x」の開発元であるChukong Technologies Japanは8月5日、スマートフォンアプリ開発者向けに、SDKの導入を容易にする新サービス「AnySDK」のオープンベータを開始したと発表した。
AnySDKは、スマートフォンアプリ開発において、広告SDKやペイメントSDKなどサードパーティ製SDKの導入を容易にするツールで、開発者は無料で利用することができる。
従来であれば、各社が提供しているSDKのドキュメントを読みながらSDKをプロジェクトに組み込んでいたが、AnySDKを利用すると、開発者がAnySDKツールからSDKを選択するだけで、自動でプロジェクトにSDKが組み込まれる。
またこれまでGoogle PlayやAmazon Androidアプリストアなど、複数のAndroidマーケット向けにアプリをリリースする場合、マーケット数分のプロジェクトファイルを用意しなければならず、管理が複雑になっていたが、AnySDKを利用するとAndroidマーケット向けのひとつのプロジェクトファイルで対応可能となる。
現在AnySDKはオープンベータサービスを開始しており、こちらのページからWindows版/Mac版を無料でダウンロードすることが可能。