2015年8月6日 08:19
IBM、iPhone/iPadに続いてMacの企業向けソリューションを提供
米IBMは8月5日(現地時間)、企業のITインフラにMacを組み込む新たなクラウドベースのITサービスをIBM MobileFirst Managed Mobility Servicesに追加した。
新しいモビリティサービスは、IBMが社内のセキュアなエンタープライズ環境においてスケーラブルかつ簡単にMacを導入できるようにしたMac@IBMプログラムがベースになっている。IBMでは支給されるパソコンにMac、Windows、Linuxを選択できるが、Wall Street Journalによると、すでに110,000台以上のMacがIBM社内で使われており、このままMacユーザーが増加していくと、いずれ380,000人のIBM社員の半数以上がMacを選択し、200,000台を超える可能性があるという。
Mac向けモビリティサービスはSaaSソリューションとしてクラウドを通じて、または顧客のデータセンターのオンプレミス・ソリューションとして提供される。サービスには、ノート型およびデスクトップ型のMacの導入をサポートするJAMF SoftwareのCasper Suiteが組み合わせられている。